怒るのやめました

1ヶ月前から怒ることをやめた。物に当たったり人にキツい言葉を浴びせることはしないけれど以前は日々何かしらにイライラして生きていたように思える。社員食堂で味噌ラーメンが出るのが遅くてイライラ、天気が悪くてイライラ、前に言ったことをなんであなたはまた僕に聞くの?とイライラ。決して行動には出さないけれど心中でイライラし続け気がつかないうちにストレスが増え身体を壊したり逃げ場のない思いが募り自暴自棄になったり、大切な人に当たるという最低なことをしたこともあった。

「私のお父さん全く怒らない人なんですけど、昔はとてもイライラしやすい人だったみたいで、ある日、人に『そんなに人に期待するの止めなよ、期待してるから期待が裏切られて怒るんだよ』と言われて『そうか…』って思えたら全く怒らなくなったみたいで今に至るみたいです」ある日そんな言葉をある人が言っていた。

僕もハッとした。

人の期待に応えようと「そんなことしたらしんどいなぁ」と思いつつも過剰な自己犠牲を行い必死に人の思いに応え自分の居場所を確立することに奮闘してきた僕は、人の期待に応える一方で人に勝手に期待してたのかもしれないなとその時気がついた、そしてそれを止めようと。決してそれは人を見下すことではない、「あなたはこういう人だからあなたはこうするだよね」という先入観を捨てること、ただそれだけ。そんなことを1ヶ月続けたら僕は全くイライラしなくなり毎日を穏やかな気持ちで送れるようになった、ただそれだけのことで生きやすくなるなんてお得な人生だ。

「近所の空き地に沢山のアロエが逞しく自生してるんです。ある日ふと『地球が、いや人類が滅亡したら…』って考えてアロエを見つめたら、そうなってもきっとこのアロエは逞しく自生続けるんだろうなって思ったんです、アロエのように逞しくなりたいですね、アロエみたいな人間になりたいです」そのある人が別の日僕にこう話しかけてきた、僕は「アロエみたいな人間か、それって素敵なことだね」と笑顔でまた同意して深く頷き姿勢を正した。

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