遠いように思われた春が来た。

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気がつけば月が変わっていた。

気がつけばモラトリアムのモラトリアムは終わろうとしている。

大体いつもそんな感じで月日は減っていく。

今回のモラトリアムのモラトリアムは常に動いていたから「一週間一週間が早い」とよく僕は言っていたように思われる。働いて、勉強して、スーツを着て活動して、手を離さなきゃいけない人を手放したり、とっかえひっかえしたり、少し放浪してみたり、自分の中で抱えていた思いを酒で流したり、心奪われたり、笑ったり、ちょっと泣いてみたり、と激動的且つ思っていたより得られた物は沢山あったモラトリアムだと今は思う。

長い長い休暇は夢のようで色んな局面で僕は酸いも甘いも経験できた。

啓蟄はとっくに過ぎ去り美しく咲いていた桜も気がつけばまた姿を消していた。長い冬は姿を消し、遠いように思われた春は訪れ、夏がやってくる匂いが少しずつ強くなっていく日々の中で、正しい答えじゃなくて信じられるものはないだろうか。