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"2018年になってしまった"なのか
"2018年がやってきた"なのか。
カウントダウンをクラッカーの音と周りの歓喜の声で迎えたが、相変わらず日付感覚が曖昧なまま1人取り残されたかのような気持ちで歓喜のムードに酔いしれていた。

2017年は社会人デビューイヤーだった。
新しい場所、人、経験といったものを日々を積み重ねていたと思う。数ヶ月前より背広を着てよりもがきあがいてを繰り返す日々で、ほんの少し体力の低下に悩み、自分の今後に漠然とした不安を抱くようになった。
私生活面に於いてもそんなんだから自分の世話をすることがただでさえ上手じゃないのに蔑ろにしすぎて、寝込むことも多々。

「あんないい人手放すって見る目がないね。」と周りには言われた2017年下半期初っ端だったが「いい人だったけど、それよりもいい人と出会ってしまったことが私の運の尽きだ」と笑い飛ばした日々。

そんな自分の2017年に彩りを与えてくれたのは紛れもなく愛想のない奴だった、落ち込んでいればケツを叩いてくれ、一緒に浴びる程の酒を飲んでくれて、面倒見のいい奴だ。
恋愛感情という次元を超え、ある意味尊い存在にまで昇華してしまった愛想のない"あいつ"。
「好き」と言おうもんなら「お前があたしのこと好きじゃなかったらずっと仲良くやっていけるのに」といつも言ってくるあいつ。「彼女?」と周りに聞かれ、「いや、付き合ってません」2人でそんなやりとり何度したか数え切れない程。


「彼女じゃないんだから他見ればいいじゃん」「あの人と付き合ってないなら、私との関係を考えて見る気ない?」そんな言葉たちを排除してしまったのは確固たるナニカがあったからだと思う。
"夏までにしておこう…" "秋までにしておこう…" "年内までにしておこう…"そんな気持ちは都度都度で湧き上がったが気がつけば2018年到来。


2018年の始まりに酔いしれてる中、いつものようにグラスを傾け乾杯。「今年もよろしくお願い致します」という私の言葉に対して、同期からなんて言葉が返ってきたのか覚えてないのはほろ酔いだったからか、周りの喧騒に飲まれてだろうか。