さようなら、愛してる

文体が好きだという作家ないしはエッセイストは誰しも1人くらいは、いる。とわたしは信じている。

 

相変わらず狂ったように掃除をしているのだけれども、ただでさえわたしの本棚は必要最低限のモノしかなくなってしまったのに厳選に厳選を重ねてどんどん減らそうと今日もまた作業に没頭していた。純文学ってやつもあれば、専門書というのもあり、海外小説もあるわたしの本棚で異質なモノがひとつ。

 

『人生を危険にさらせ!』-須藤 凛々花,堀内 進之介 著

哲学が好きという異色なアイドルが出したお世辞にも専門書とは言えないタレント本だ。ちなみに、彼女が一躍時の人となった伝説の前に世に出た本である。その所以をリアルタイムで観ていた2017年のわたしは、面白いやつだなという感想しか湧かなかったことを覚えている。

 

さて、その本を久しぶりに読み返した2022年のわたしは実に気持ちがよかった。未熟だけど真っ直ぐな彼女の考え方、反骨精神の塊は実に気持ちがよい、7年経っても決して色褪せてはいないのだ。

 

わたしも、何かを得たり、取り戻したい。

それは、いつになるのだろうか、

ありったけの愛と光を注ぐくらいの何かを得たい

それは、いつになるのだろうか

 

 

https://goetheweb.jp/person/slug-n6c89481321d4

全てを捨てるつもりで人を愛したら、

大好きな人に囲まれていたことに気づきました。

読んでくれてありがとうございました。

さようなら。愛してる。

りりか